雇用管理のポイント
雇用管理のポイント
“働きがい”のある元気な職場のために!
高齢化が進展し、2000年4月に介護保険制度がスタートして以来、介護サービスのニーズは益々増大する中、一方では介護に従事する人材の確保・定着が困難な状況となっています。労働時間、賃金、社会的評価、キャリアアップの仕組み、社内外のコミュニケーション等、介護の職場には様々な問題点が指摘されています。

「社会の役に立ちたい」「人の笑顔のためになる仕事をしたい」といった、介護の現場で働く方々の真摯な思いを具現化するために、また十分な人材を確保し、よりよいサービスを提供していくための職場環境整備が必要です。一人一人が活き活きと働くことができる職場づくりについて考えましょう。
信頼感・一体感
*目標・理念の共有化
経営理念は会社の存在目的だけではありません。日々直面する問題や課題解決の糸口や道しるべ、判断基準となるもので、ひとつの目標に向かって行動できる組織をつくるためには、行動指針の共有化と共に、理念の共有はとても大切です。
ポイント 毎朝の朝礼での理念唱和 ・ 理念を印刷して仕事中は携帯する ・ 事務所のいつも見える場所に掲示する。 etc
*活発なコミュニケーション
仕事の基本は、人と人とのつながりです。ましてや同じ職場で同じ目的に向かって一緒に働く仲間とのコミュニケーションは必須です。コミュニケーションをとる為の基本は、「ほうれんそう:報告・連絡・相談」。一人ひとりの役割意識や、リーダーの役割を明確にして活発なコミュニケーションをとるように心がけましょう。
ポイント 活発なコミュニケーションから自分・会社・仲間に対する誇りが生まれ、それは会社の品格アップや、明るい社風形成、ブランド力のアップに繋がります。そしてポジティブスパイラルが動き出します。
職場のルールづくり
いい介護を提供する為には、スタッフの皆さんが安心して笑顔で働くことが必要です。安心して仕事ができる職場環境は、経営者やリーダーだけが作るものでは無く、職場の全員で作りあげるものです。一人ひとりが意識をして職場環境の改善に取り組みましょう。
ポイント 労働条件整備
子育て世代や介護世代のスタッフが、有効に時間を使いながら働けるように、柔軟な労働時間設計(変形労働時間制の導入等)が有効です。また給与に対しても納得して働いていただけるように、支給対象や内容を明確にした手当を支給するなど、公平な給与制度設計も必要です。また、正社員・非常勤社員、契約社員等、多用な雇用形態に対応した労働条件整備をすることにより、雇用の機会も増え、人材不足解消のためにも有効です。
ポイント 公平な職場のルール
社会生活をして行く上で、公平なルールは大切です。それは各法律であったり、条令であったりしますが、職場でのルールは就業規則で規定されています。就業規則は職場の皆さんが、お互いに働きやすくなるための職場規律や、労働条件が規定されており、権利と共に義務が明文化されています。会社の一員として守るべき服務規程やルールに違反した場合は、懲戒などの処罰が行われ職場秩序の維持が保たれる機能も有しています。
ポイント 健康管理体制
質の高いサービスを提供するためには、心身とも元気に仕事をしなければなりません。心身の健康保持の為、会社の義務としての健康診断の実施や、自分自身の健康管理義務(自己保健義務)があり、職場をあげてメンタルヘルスケアに努めましょう。
人材育成システム
働くことで自身の成長を実感できるような、人材評価、キャリア形成はとても重要です。会社の成長と共に10年後の自分がイメージできるように多方面からの支援や評価される人材育成システムが有効です。
ポイント 個人の能力に適した仕事の「量」と「質」
過大または過小な仕事では能力発揮につながりません。個々の能力レベルの把握こそステップアップの始まりです。
ポイント 公平性・透明性・納得性のある人材評価・昇給制度
経営理念実現のために望ましい人材像を明確にし、評価機軸の設定を行いましょう。それを元に能力評価や情意評価、成果評価を行います。
ポイント スキル開発・育成
・テクニカルスキル(専門力:専門的知識・技能・資格等)
・ヒューマンスキル(人間力:対人関係能力・リーダーシップ等)
・コンセプチュアルスキル(概念力:分析力・問題解決力・判断力等)












